講習会・研修会・新春の集い

 


平成20年2月9日(土)午後2時より藤沢市民会館 第2展示ホールにおきまして、講習会及び研修会が行なわれました。


午後2時からの講習会では、國井和夫副支部長が恒例の公的無料相談ガイドラインの説明を行ないました。
湘南支部では、藤沢市・茅ヶ崎市において毎月1回「暮らしのための法務相談」を相談員2名体制で担当させていただいております。
そして、相談員としての基本的なスキルを維持するため、「公的無料相談ガイドライン」を作成し、毎年、公的無料相談を担当する会員に対し基本的ルールの確認を行なっています。
今回も相談員を希望される多くの会員の皆様にご参加をいただきました。特に、新入会員を初めとした10名の会員の方々が新たに講習を受けていただいた点が印象的でした。
また、従来より相談員として活動されてきた皆様も公的無料相談のルールについて再確認を行なうことができたと思います。

午後3時30分からは、無料相談の中で聞かれる機会の多いテーマについての研修会を行ないました。
今回は、「相続相談における成年後見の知識」というテーマで粂智仁副支部長が講演を行ないました。
粂副支部長は、数多くの成年後見業務に携わってこられたご経験から具体的な事例を挙げながらお話を進めていきました。
成年後見業務は、必ずしも被成年後見人ご本人が相談に来るとは限らず、親族の方がご相談者になるケースが多いため、他の行政書士業務とは異なった側面を持つ業務だと言えるのだそうです。
目の前のご相談者のみならず、背後の被成年後見人ご本人のことも考慮した上で、ご相談に対応する必要があるのです。
参加された会員の皆様は、具体的でわかりやすい講演に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

午後5時からは、場所を松の間に替え、新春の集いが行なわれました。
藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町3市町長を初め、国会・県会・市会議員の先生方、本会からは礒田都貴代会長、酒井武千代副会長にもご臨席を賜ることができました。
眞達格会員の乾杯のご発声で、和やかに新春の集いが始まりました。
この時期に行なわれる会合ですので、お互いに今年初めてお会いする方も多く、貴重な機会と言えます。

新入会員の皆様も積極的に場に溶け込んでいただけたようで、このような場から情報交換を行ない、新たな人間関係も生まれてくるのだと思います。
限られた時間の中でどうしても時間が足りなくなってしまうわけですが、その後、二次会に行かれた皆様もいらっしゃったようで、この機会を最大限に利用され、ご交流いただけたことと思います。