行政書士記念日

 

新年のご挨拶をしたばかりなのに、もう2月ですね。
1月は直ぐに行ってしまう(イ)
2月は直ぐに逃げてしまう(ニ)
3月は直ぐに去ってしまう(サ)
などと言われましたが、時の経つ早さと、
時を疎かにしないという戒めでしょうか。
さて、今月は行政書士記念日の月です。
昭和26年に行政書士法が公布された日が2月22日なので、
「行政書士の自覚と誇りを促し、制度の普及を図る」との目的を
達成するのに相応しい日として、この日を「行政書士記念日」と定め、
平成19年度より実施しています。
なお、行政書士の身分証明書や記章(バッジ)に用いられている
シンボルマークは、コスモスの花弁の中に「行」という字を
篆書体(てんしょたい)で書き込んだものです。


21世紀となり、行政においては福祉や環境が重視され、
国民生活と行政は多くの面において関連が増加しています。
さらに、社会生活の高度複雑化により、書類の作成にも高度の
専門知識を要するようになるとともに、電子申請も加わって、
行政書士の業務は単なる書類作成から複雑多様なコンサルティングを
含む許認可手続へと移行しています。
また、権利義務や事実証明に関する分野においては、
成年後見やADRまで幅広くその業務を拡大しています。
そのような役割を担っているのが行政書士です。