私たち士業のバッジに込められた意味と使命

 

街で士業の人が胸につけている小さなバッジを見かけたことはありませんか?一見すると飾りのようですが、実はそれぞれに深い意味が込められており、各士業の歴史や理念を象徴する大切な印なのです。今回は代表的な士業のバッジの由来と、私たちの暮らしにどのように寄り添っているかをご紹介します。

 

まず弁護士のバッジは、ひまわりに天秤を重ねたデザインです。ひまわりは「自由と正義」を、天秤は「公正と平等」を表しており、国民の権利を守る使命を象徴しています。銀色に輝く司法書士のバッジには中央に金色で「五三の桐」という格式高い紋章が描かれています。桐は古くから官職や格式を表す意匠として用いられ、司法書士が不動産登記や供託といった重要な公的手続きを担うにふさわしいシンボルとなっています。

私たち行政書士のバッジは、可憐なコスモスがモチーフです。花言葉である「調和」「真心」に、行政と市民を結び、公正誠実に職務を果たすという行政書士の理念が込められています。中央の「行」の文字は「行政」の意を表し、私たちの専門性を明示しています。

税理士のバッジは、外側の円が日本の「日」を示し、日とともに隆昌することを意味します。中央には日本の国花である桜が配され、税務の専門家として国家と国民に尽くす誇りを象徴しています。同じく数字を扱う公認会計士のバッジは、正方形の集合を楕円で切り取ったデザインです。連続する正方形は「安定感」を示し、経済社会の安定を守る公認会計士の連帯を表現。さらに楕円はグローバルな広がりを示し、国際的な信頼を担う専門家であることを表しています。

土地家屋調査士のバッジは、法務省関係なので五三の桐を採用したうえで、その中に調の文字では調停委員と間違えられるからという理由で「測」の文字を入れることに決定したとのことです。

 

このように、士業のバッジには単なる装飾を超えた意味が込められており、街中で目にするとき、それは専門家が使命感を胸に仕事をしている証でもあります。そしてバッジの背景にある理念は、日常の暮らしにも直結しています。たとえば弁護士は法的トラブルの解決、司法書士は登記手続、税理士や公認会計士は税務・会計の支援を通じて、市民や企業の生活を支えています。行政書士もまた、許認可申請や契約書作成、遺言・相続手続など、多岐にわたる分野で市民に寄り添っています。

 

私たち行政書士会湘南支部では、市役所などで定期的に無料相談会を開催しています。相続や遺言、各種許認可、生活上のちょっとした書類の不安まで、幅広くご相談を承ります。街で見かけるバッジに込められた思いを感じていただきつつ、もし暮らしの中でお困りごとがあれば、どうぞお気軽に私たちの相談会に足を運んでみてください。

 

参考

弁護士

https://www.nichibenren.or.jp/kodomo/q_and_a.html

司法書士(司法書士会公式ページには記述なし)

https://www.itojuku.co.jp/shihoshoshi_column/articles/badge.html

税理士

https://www.nichizeiren.or.jp/cpta/system/

公認会計士

https://jicpa.or.jp/news/information/2017/20171226uqe.html

土地家屋調査士

https://www.chosashi.or.jp/association/about/summary/