レンタカー

 

朝晩は秋の気配がしてきました。
真夏のつもりで寝ていると、明け方に寝冷えして風邪を引きそうですね。
さて、秋と言えば、行楽のシーズンです。
今年は敬老の日と秋分の日を含めて5連休のシルバーウィークもあり、
旅行にお出かけになる方も多いかと思います。
エコ減税で、ハイブリッドカーの売れ行きも良いらしく、かつ1,000円の
高速料金も手伝って行楽地へのマイカー旅行は渋滞するでしょう。
そこで、便利な交通手段が、レンタカーです。
最近のレンタカーはカーナビも装備してあり、最寄りの駅までは、渋滞のストレスなしに、
ゆったりと電車で行って、そこからレンタカーで近隣を散策するなどは贅沢なものです。
ここで、登場するレンタカーですが、正確には「自家用自動車有償貸渡業」といい、
レンタカー事業を始めるには国土交通大臣の許可(各運輸支局長に委任)を
受けることが必要です。


許可の概要は次のとおりです。
1.申請者及びその役員(法人の場合)が一定の欠格事由に該当しないこと。
2.同様に、申請日前2年前以降において、自動車運送事業経営類似行為により
処分を受けていないこと。
3.貸渡自動車のすべてを収容する車庫を有していること。
4.貸渡自動車は、事故を起こした場合に備えて自動車任意保険に加入していること。
5.一定の規模以上の場合は、自動車を維持管理するための整備管理者を設けること。
これらの基準をクリアして、レンタカーのお店は営業しています。
安全なドライブを楽しむには必要なことですね。
レンタカーのナンバーは、「わ」ですが、一定の時期の一部地域(たとえば、北海道)では、
「れ」が使用されていました。
レンタカー事業も官公署に対する許可申請になりますから、行政書士の業務になります。