震災にあたって、行政書士にできること

 

まず、この度の地震に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
この震災は、私たち湘南支部の行政書士も例外ではなく、直接的な大きな
被害こそありませんでしたが、地震後において、この被害の影響を間接的に
強く受けることとなりました。
しかしながら、これにより地震前にあった日常の便利さ、ありがたさを
改めて実感することにもなりました。
そして、その日常に早く戻れるよう、強く願うところでもあります。


この震災を受け、日本はもちろん世界中の多くの方々が
「今、私にできることは?」という気持ちを、お持ちであることを感じます。
その気持ちの実現は、募金であったり、生活物資の提供であったり、
ボランティア活動に参加したり、節電をしたり、買い占めなかったりと、
様々な方法を取られていることと思います。
行政書士もできることは基本的に同じではありますが、
行政書士は行政書士のフィールドで、みなさまのサポートをすることもできます。
今は、まだ非常時の域を脱しないため、具体的に行政書士にできることは
少ないと思います。しかし、震災の影響の長期化が見込まれる中、
今後日常を取り戻していくためには、この滞った時間や失われた場所や物などを
回復すべく、様々な手続や問題が発生します。
ここで「行政書士だからできること」が出てまいります。
電力が不足して照明も暗くなり、心も暗くなりがちなこの状況です。
行政書士は、ただちに電力を回復させることはできませんが、事業活動や、
日常生活の問題点の解決に対し、速やかにお手伝いすることで、
心は明るくすることができると思います。
私たち行政書士は、この状況下だからこそ、各行政機関や関係団体など、
多方面からの適切な情報収集に努めております。
この情報を活用し、みなさまがこの震災により初めて直面する様々な悩みに対して、
前向きなサポートを迅速に行うことができます。
これは、「今、行政書士だからできること」だと思います。
主要な業務にかかることはもちろん、些細な心配事でも構いません。
不安やお困りの状況にあるとき、また、なりそうなときは、
ぜひお気軽に、お近くの行政書士へお問い合わせください。