七夕

 

本日は、七夕ですね。
この時期は、季節柄、なかなか快晴とはまいりませんが、
天気はどうやら持ちそうです。
街中には浴衣の方もちらほらと・・・
七夕祭りに行かれるのでしょうね。
ところで、「七夕」をなぜ「たなばた」と読むのか疑問に思われた方は
いらっしゃいませんでしょうか?


せっかくの機会ですので調べてみました・・・
「たなばた」という読み方の由来は、お盆行事の一環として、祖先の霊
を祭る前に行なわれた行事から由来していると考えられています。
これは、選ばれた乙女「棚機女(たなばたつめ)」が着物を織り棚にそなえ、
神様を迎えて秋の豊作を祈ったり人々のけがれをはらうというものでした。
この行事が、7月7日の夜に行われ、棚機女(たなばたつめ)が行ったこと
から、 「7日の夕方=七夕」を「たなばた」とあてはめて読むようになったと
いわれています。
しかし、古くから農村地域では、豊作を祈り種を撒く「種播祭り(たなばたま
つり)」が存在しているため、宮中で行われた「七夕(しちせき)」が民間に
広まった時に混同され、「たなばた」と呼ばれるようになったという説もあり
ます。
・・・こういうことだったのですね。
さらに、今年は2007年で「7」が並ぶので、よりおめでたい日のような
気がしてきます。