恭賀新年

 

謹んで新春のご祝詞を申しあげます。
輝かしい年頭にあたり、皆さまのご健康とご多幸をお祈り申しあげます。
さて、昨年末に発表された「今年の漢字」は「絆(きずな)」でした。
この「今年の漢字」ですが、毎年12月12日(漢字の日)に、財団法人日本漢字能力検定協会が
発表していて、1995年(平成7年)から続いているそうです。
そして「今年の漢字」が発表される12月12日は「いい字一字」と読み、毎年「いい字」を
少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いが込められているそうです。
皆さまの昨年の漢字は何だったでしょうか?


「絆」の語源は、元は動物が逃げないように繋ぎ止める綱からきているそうですが、
現在では「断つことのできない人と人の結びつき」という意味合いが強いですね。
昨年は、東日本大震災、台風12号など未曾有の災害に見舞われました。
私たちはこれまで当たり前のようにあった日常の便利さ、ありがたさを改めて
実感することとなりました。そして家族や周囲の人たちとの「絆」の大切さを再認識しました。
悲しいニュースばかりではなく嬉しいニュースもありました。
抜群のチームワーク(絆)で女子サッカー世界一に輝いたなでしこジャパンです。
大きな災害に直面し、日本全体が沈んでいた時にもたらされた、なでしこジャパン
W杯優勝のニュースに元気づけられた方も多かったのではないでしょうか。
そして「なでしこジャパン」は、毎年12月に発表される「新語・流行語大賞」、
昨年の大賞にも選ばれました。
さて、今年の漢字はどうなるのでしょうか?
それぞれの思いがこもった素敵な漢字になることを願います。
行政書士倫理綱領に以下のような一節があります。
「行政書士は、国民と行政とのきずな(絆)として、国民の生活向上と社会の
繁栄進歩に貢献することを使命とする」(行政書士倫理綱領より一部抜粋)
上記に倣い、本年も皆さまの生活に寄り添い、貢献できるよう支部会員一同努力を
重ねて参る所存です。
本年も神奈川県行政書士会湘南支部をよろしくお願い申しあげます。